100 units photo session exhibition booth
マフラーのトップメーカー
音質・音量、自由自在
センスブランドが会場に持ち込んだ展示車輌はRC F。V8・5リッターエンジンを積む「F」だ。もちろんセンスブランドなら、こんな特別な車輌のマフラーであっても、オーナーの要望通りにワンオフすることができる。
テールエンドは100φの4本出しで、角度をカチ上げ、さらにかなり斜めに振っている。本物チタン特有の鮮やかな虹色の輝きも相まって、RC Fに相応しいスポーティ感を醸し出している。
「音量は大きめで、音質はドライサウンドが希望。ですので、センスブランドが独自開発したリザウンドサイレンサーを採用しました。リザウンドサイレンサーとは、消音材であるグラスウールを一切使わずに排気を響振させる仕様で、その車輌が持つエンジン限界の超高音を奏でることができるんです」とセンスブランドの中澤サン。
ちなみに、今後、フロントセンターパイプを装着させ、さらに音量アップを狙っていくそうで、センスブランドの高い技術を駆使したワンオフによって、ますます理想の姿へと近付いていく。
ブースには人気アイテムを大量に展示。注目すべきは「Dスポーツ」ブランドの逸品たち。その中でもオリジナルのLSDはドリフトに興味を持っているセダンオーナーたちにイチオシの商品だ。
「ATドリフト専用品で、重量級のセダンでドリフトするために開発しました。テールスライドの初動に重点を置いたセッティングになっているのがポイントです。老舗のOS技研製のLSDをベースにしているので、安心して使ってもらうことができます」。
センスブランド
中澤サン
中澤サン的には車高調もオススメで、「この乗り心地は自慢したくなるぐらい良いと思います」とコメント。こちらもサーキット走行に特化した仕様で、「ハイレートセッティングの強靱なバネ」と「18段減衰力調整式のショックアブソーバー」の組み合わせ。製品の大半に高強度アルミを使用し、「軽さ」にもこだわった。
ブースの正面奥はマフラーカッターゾーン。色んなカタチのカッターがズラリと並べられている。持ち込んだのはほんの一部で、実際にはまだまだ他にもたくさんある。センスブランドなら必ずお気に入りのマフラーを見つけ出すことが可能で、だからこそ、オーナーたちから圧倒的な人気を獲得しているわけだ。
オーラス
「ここ最近、特に人気なのはオーラス。素材はステンレスで、表面にチタン風のカラーリングを施したモデルです。ポイントはインナーパンチングで、この技は本物チタンではできないんです。それもあって、チタンルックな見た目とスポーティなインナーパンチングを組み合わせたオーラスが、珍しさもあって人気なんですよ」。
センスブランドはタオルやサンダル、キャップなど、日常使いできるグッズにも力を入れている。特にTシャツは大人気で、この日は10着も展示していた。
「Tシャツはセンスブランド、Dスポーツ、VIPドリフトなどの色んなロゴを入れて作っています。今日も手に取ってくれる方が大勢いて嬉しかったです」。
そして、気になる最新作の情報も入手。次は汎用のオーバーフェンダーキットを開発するそうだ。「ワイド感は1㎝とか2㎝とか、そういったレベルではないです(笑)。どっしりとした感じで、数値的には10㎝以上になると思います。まずは210クラウンと51フーガに装着させて、来年の東京オートサロンでデビューさせたいなって思っています。ぜひ、センスブランドの新作・オーバーフェンダーキットを楽しみにしていてくださいね」。
◉車輌オーナー
RC F
神奈川県 / 長谷川 涼(25)