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ガンガン普段乗り!
シーマを絶滅させないために。

この33シーマに乗って15年目。18歳の時に初めて購入したクルマだ。まさか自分にとって、こんなにも大切な存在になるとは思ってもみなかった。そもそもVIPに興味すらなかった彼だが、今では33シーマを絶滅させないために、ずっと乗り続けるとまで言い切る。やっぱりVIPは面白い。だから、VIPはやめられない。

「自分は早生まれで免許を取るのが遅くて。すでに周りはクルマを持っていて、みんな、セダンに乗っていたんです。その影響で「セダン、いいな」って。何となくカーセンサーでクルマを調べていたら、自分の中で18クラウンと33シーマの二択になって、それで近くのショップに18クラウンを見に行ったら、『前の日に売れた』って言われて(笑)。じゃあってことで、次のショップに33シーマを見に行ったら一目惚れ。惹かれたのは外装じゃなくて内装で、木目の感じが凄くカッコ良いなって思ったんです」。

社外ホイール入りで、サスカットして車高も低くなっていた。当時の松尾クンはそれほど改造に興味がなかったので、それで十分だと思っていた。しかし、負けず嫌いの性格ゆえ、自然と心に火がついた。

「改造している仲間もいて、そんなカッコ良いクルマを見たら自分も負けてらんないなって(笑)。そんな感じでずっとやってきて、気付いたら15年。今に至るって感じですね」。

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現在の仕様が完成したのは約9年前。それ以来、このスタイルをキープ。気に入ったカタチを無理に変えない。9年前の若き24歳にして、「ドレスアップとは究極の自己満足である」という本質を理解。

「フロントバンパーはKブレイクのエアロがベース。ワイド&ローな雰囲気を出すために開口部を広げ、フィンも取っ払って、フォグの位置もギリギリまで外側に。奥には友達から譲って貰ったインタークーラーを入れ、スポーティ感を出しています」。

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ホイールは当時物のクレンツェLXZ。フロントは先輩から友達へと受け継がれ、それを彼が譲り受けた大切な逸品。リアはオーバーフェンダーを作る際に新品の最大サイズを購入したそう。

「今見てもクレンツェLXZは特別感がある王道5本スポークだと思います。僕が履かせているのは18インチなんですが、逆反りによって18インチ以上に見える所も気に入っています。ディスク表面のクリアが一部、ちょっと腐食しているんですが、直しちゃうと色味が変わってしまい、当時物でもなくなってしまう。なので、あえてそのままにしています」。

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やはり一番の見所はオーバーフェンダー。凄腕の板金屋が鉄板で手掛けた。出幅はフロントが10センチ、リアが11センチ。ご覧の通り、強烈なインパクトを放つ。

「リアはドアにも引っ掛けているんですが、ドア部分とフェンダー部分の幅がキチッと半々になっているのがこだわり。裾はタイヤをしっかりと見せたいのでシャープに絞っています。板金職人の方の技量が高くて、一枚物の鉄板を切らず、ミミの部分さえも曲げて作ってくれました。だから、めちゃめちゃ強度があるんです」。

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ツラのセッティングは超マニアック。一回話を聞いただけでは理解できず、二度も聞いてしまったのだが、フェンダーの突端に対してリムガードの2ミリ上で合わせた。なぜかというと、

「フェンダーとタイヤの距離をギリギリまで詰めることで、足まわりに緊張感を出すってこともあるんですが、プラス、このツライチだとホイールのリムを一周全部見せることができるので、よりワイド感が出せると思ったからです」。

ちなみに、足まわりはワンオフのハイブリッドエアサス。ユニバーサルエアーのエアバッグに、326パワーのバネとショックを組み込んでいる。

気になるボディカラーはホンダ N-ONEの純正色であるブルーパープルでオールペン。「落ち着き」と「ヤンチャさ」の両方が楽しめる色。

「クレンツェLXZに一番似合う色にしたいと思っていて、街を走っているN-ONEを見て、『これだ!』って。ベースは青なんですけど、光の加減によって夜なんかは完全に紫になるんです。本当にいい色で気に入っています」。

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ヘッドライトはコーナー部のオレンジがいいなと思い、USインフィニティQ45前期用に交換。国産シーマ用純正ライトは表面に線が入っているんですが、これはクリアなので、古臭さも解消できると思いました。

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マフラーは左右3本出し。シーマの型式が33系だから(笑)。出口は汎用チタン風で、フロントからリアはフルストレート。左右3本出しは珍しく、クルマを人に覚えて貰えるし、そういう意味でも気に入っています。

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今回のファイナルカップ九州はお子様と一緒にエントリー。この日は時々雨が降る不安定な天気だったが、雨が止むと慣れた手つきでシーマをふきふき。二人とも、すでに大のVIP好きで、この33シーマも大好き。

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いわゆるイベント専用車ではなく、普段乗りしているというのも素晴らしい。近くのスーパーマーケットへ水を汲みに行く時も、このクルマで行く。驚くほど乗り回す。きっと33シーマも嬉しく思っているに違いない。

「時代が時代なんで、フェンダーとかエアサスとか、全部、公認を取っています。実はフルスモだった時期もあるんですが(笑)、それも全部剥いで全面ノンスモに。今のクルマってリアガラスにプライバシーが入っているので、全面ノンスモってできないんですよ。だからこそ、人と違いが出せるかなって思ってノンスモもこだわってやっています」。

最後に今後の目標を聞いたのだが、実に彼らしい答えが返ってきた。

「今後もイベントに参加しますが、気に入っている仕様を変えてまで賞を求めることはしたくない。自分のポリシーを曲げずにこだわり続けていきたいと思っています。僕の主戦場は街中。ガンガン普段乗りして、街で見掛けた人に刺激を与えたい。街で見てカッコ良いなって思われるクルマを目指します。僕の大好きな33シーマを絶滅させないためにも」。

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NISSAN 33CIMA

福岡県

松尾 勇太

年齢|33歳

愛車歴|15年

「気になる部分を修理してキレイにしようと思っています。普段乗るには少しキャンバーが付き過ぎているので、そこも調整する予定です」。

SPECIFICATION

●エアロ:(F・S)Kブレイク加工(R)Kブレイク+モードパルファム ニコイチ(W)エイムゲイン ●フェンダー:鉄板オーバーフェンダー(F)10㎝(R)11㎝ ●グリル:USインフィニティQ45用 ●ヘッドライト:USインフィニティQ45前期用 ●フォグランプ:モードパルファム プリズムシンク ●テールランプ:後期用 ●ボディカラー:ホンダ純正ブルーパープル ●ホイール:ウェッズ クレンツェLXZ 18inch(F)10Jマイナス29(R)12Jマイナス54 ●タイヤ:ナンカンNS-20(F)225/35-18(R)265/35-18 ●足まわり:ワンオフ ハイブリッドエアサス(ユニバーサルエアー エアバッグ、326パワー バネ&ショック) ●アーム:Tディメンド(Fアッパーマウント・Rアッパー)、ナギサオート(フルアーム) ●ブレーキ:R32スカイライン用ブレンボ風(F)4pot 334φ(R)2pot 330φ ●マフラー:フロント~リア フルストレート、出口 汎用チタン風6本出し ●その他:アーティシャンスピリッツ ルーフスポイラー、後期ガーニッシュ

Vol.13_CONTENTS

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