
大阪オートメッセ
2023年2月10~12日
インテックス大阪
昨年までとは一転、多くの来場者を集めた大阪オートメッセ2023。この大舞台のために、プライドを賭けて製作した熱いVIPセダンが戻ってきた。今回は、会場で発見した見応え十分な車輌を一気見せ。シンプルから派手まで、小技や大技、そして、当時風だったり今風だったり、とにかく、それぞれのオーナーたちがそれぞれのやり方で作ったクルマが、次々と登場。今年は見逃せない車輌ばかりが勢揃い。ぜひ、じっくりとご覧あれ!

Dress-up Theme
原点回帰、上品なVIP。
130マークX
大阪府
木下 翔太(29)
VIP感を取り戻すために、ホイールを前仕様で装着していたワーク イミッツに戻したのがポイント。F10・R12㎝出しのオーバーフェンダーによる迫力は健在で、イミッツとのバランスも最高レベル。艶やかなキャンディレッドも高級感が抜群で、多くの来場者の目を奪っていた。
主要スペック
◉エアロ:(F・S)ピアレス(R) センスブランド ◉ホイール:ワーク イミッツ 20inch(F)10.5Jマイナス7(R)12.5Jマイナス57 ◉ボディカラー:キャンディレッド

足まわりはエアフ ォースで、エアサスだからこそ可能なビタツラも自慢。キャンバー角も◎。

リアはセンスブランドをチョイス。カーボンをあしらったマフラーはピアレスのワンオフ。

Dress-up Theme
ユーロ風スポーティ。
200クラウン
大阪府
中川 拓哉(28)
フロントはベンツCクラス用、リアはベンツCLS用のバンパーをニコイチし、人と被らないユーロテイストを構築。最新の仕様変更箇所はフェンダーダクトで、鉄板加工で、唯一無二のデザインに。そして、今後はボンネットやトランクスポに手を加え、さらに理想の姿へと近付ける。
主要スペック
◉エアロ:(F・S・R)ピア レス ワンオフ ◉ホイール:ワーク エモーションZR10 2P 20inch(F)10.5Jマイナス26(R)12.5Jマイナス60 ◉ボディカラー:レクサス ヒートブルー

オー バーフェンダーの良さを崩すことなく、躍動感があるダクトを追加。塗り分けも絶妙だ。

リアバンパーはヴァルドのベンツCLS用をニコイチ。左右4本出しマフラーもピアレス ワンオフ。

Dress-up Theme
純正フェンダーの極意。
32シーマ
奈良県
泉本 涼(30)
「好きなことをやったら今のカタチになりました」。そんな激渋な32シーマのテーマは純正フェンダーの極意。車高調で、地を這うような車高短仕様を実現させたのがポイント。純正フェンダーにも関わらず、リアには10.5Jの極太を投入。それができるのも、この低車高だからこそ。
主要スペック
◉エアロ:(F)社外(S) 社外(R)Kブレイク加工 ◉ホイール:ワーク VS-XV 18inch(F)9.5J(R)10.5J ◉ボディカラー:ガンメタ

車高調×フルアームで構築した足まわり。 ツライチも完璧で、車高調とは思えないクリアランス。

32シーマの良さを引き出す、シンプルなリアビュー。マフラーはオリジナルフルストレート。

Dress-up Theme
元祖VIP風の現代。
33シーマ
山梨県
伏見 一沙(30)
「元祖VIP風だが、現在でも通用する一台」が目標。前後エアロは往年の名作であるモードパルファムを加工。ホイールはその当時に一世風靡したクレンツェ ボルフェスをチョイス。ツライチは現代のカスタム界で注目を集めているアウトリップ。この新旧融合のドレスアップが見所だ。
主要スペック
◉エアロ:(F・S・R)モードパルファム加工(W)T.S.O ワンオフ ◉ホイール:ウェッズ クレンツェ ボルフェス 18inch(F)12Jマイナス40(R)12.5Jマイナス58 ◉ボディカラー:オパールパール

3分割式のT.S.Oワンオフウイングも秀逸。ヘッドライトはUS加工、テールランプはLED仕様に。

室内は一転、ピンクでフル張り替え。比較的シンプルな外装とのギャップが最高で、驚かされた。

Dress-up Theme
渋く派手に。
レクサスES
兵庫県
原田 広翔(28)
リアの被り具合、そして、派手過ぎないキャンバーがこだわり。「なおかつ、フェンダーとの隙間がほぼないようにセッティングして貰ったのも自慢です」。気になる足まわりはエアフォースSPキット×社外アーム。そこに収めた20inchのワーク グノーシスCVSとのマッチングも◎だ。
主要スペック
◉エアロ:(F)エアロワークス カーボンリップスポイラー ◉ホイール:ワーク グノーシスCVS 20inch(F)9J+10(R)9J±0 ◉ボディカラー:グラファイトブラックガラスフレーク

アマプリ工房オリジナル。RGBでレクサスラインを際立て、ウインカー部はイチから作った。

Tディメのイージープロ、クスコのアッパー、シルクロードのトーなど、各社のアームを投入。

Dress-up Theme
KブレイクJDMコンプリート仕様。
18マジェスタ
滋賀県
茂田 篤士(ー)
Kブレイクの人気シリーズがJDMコンプリート。しかし、残念ながら18マジェスタ用の設定はない。「ならばワンオフしよう!」ということで、完成させた一台。ワンオフとは気付かれないレベルの完成度の高さ。ボディカラーに選んだオリジナルキャンディレッドも、実に華やか。
主要スペック
◉エアロ:(F)Kブレイク プラ チナム+JDM18クラウン用(S・R)Kブレイク加工(W)センスブランド ◉ホイール:SSR フォーミュラメッシュ 19inch(F)9J(R)10.5J ◉ボディカラー:オリジナルキャンディレッド

クラシカルな雰囲気が特徴のフォーミュラメッシュを装着。レッド×ゴールドの組み合わせも◎。

リアはKブレイク加工、ウイングはセンスブランド。マフラーはワンオフフルストレート仕様。

Dress-up Theme
街乗り仕様。
210マジェスタ
熊本県
宮﨑 真(34)
最高のバランスを誇り、「これぞシンプルVIPの極み」と言わんばかりのオーラを放っていた210マジェスタ。フロントには、Kブレイクのモデリスタ専用ブランド「MSP」のリップを装着し、高級感を底上げ。そして、ホイールがツウ好みなOZフッツーラというのも目を引くポイントだ。
主要スペック
◉エアロ:(F)Kブレイク MSP (S)モデリスタ(R)モデリスタ加工(W)Kブレイク ◉ホイール:OZ フッツーラ 20inch(F・R)10J+35 ◉ボディカラー:純正パールホワイト

足まわ りはカズサス×イデアルのエアサス。ブレーキはイデアル×スパークファインを装着した。

小振りなウイングはKブレイク。「やり過ぎないように、部品選びにはかなり気を遣っています」。

Dress-up Theme
がっつりド派手仕様。
18クラウン
滋賀県
沖 智宏(35)
ももたろうピンクの18クラウンはメッセ常連の一台。「不具合も多々ありますが、大事な愛車なので、これからも大切に乗り続けます」。そんな沖クンはKブレイク好きとしても有名で、エアロもホイールもKブレイクをチョイス。ちなみに、ヘッドライトカバーもKブレイクを装着。
主要スペック
◉エアロ:(F・S・R)Kブレイ ク ハイパーゼロカスタム(W)LBネイション×Kブレイク ◉ホイール:Kブレイク レベルオーバーデルタクロス 19inch(F)10J(R)11J ◉ボディカラー:ももたろう

リバティーウォークとKブレイクがコラボした、ビス留め仕様のフェンダーキットを装着。

足まわりはオリジナル車高調。ノリオ排気管工業マフラーも自慢。次はリアウイングを変更予定。

Dress-up Theme
スポーティセダン。
18クラウン
栃木県
坂本 敦(28)
純正のボディラインを生かしたナチュラルなオーバーフェンダーがポイントの18クラウン。フロントにはオリジナルカナードを追加し、同じくオリジナルの足付きウィングを採用したことで、スポーティな雰囲気を獲得。あえてボディカラーはシックな色を選び、イカツさも演出している。
主要スペック
◉エアロ:(F・S・R)Kブレイク 零式(W)オリジナル カーボン製 ◉ホイール:ワーク エモーションCR 2P 20inch(F)9.5Jマイナス18(R)11Jマイナス37 ◉ボディカラー:ドリームオリジナルグレー

フェンダーはF6・R8㎝出し。足まわりはイデアルのエキスパートで、メーガンのアームも投入。

マフラーはガレージドリームオリジナルのカッター。Kブレイクの零式エアロとの相性は◎だ。

Dress-up Theme
シンプルかつ、ワイドボディ。
31セルシオ
福島県
古張 雄大(27)
フォグやフィンをスムージングし、ガッツリと口を開けた迫力満点のフロントマスク。リアはエイムゲイン 純VIP(LS用)のディフューザーを、規定位置よりも2㎝下に取り付け。理想の姿を作り上げるために、高難易度の加工を駆使。前後5㎝出しのオバフェンも秀逸な出来映えだ。
主要スペック
◉エアロ:(F)エイムゲイ ン シグナス+サード LSRエディション(S)エイムゲイン 純VIP短縮(R)エイムゲイン シグナス+純VIP LS用 ◉ホイール:ワーク グノーシスCVS 20inch(F)10.5Jマイナス23(R)11.5Jマイナス25 ◉ボディカラー:トヨタ202ブラック

仕様変更箇所はホイールで、グノーシスCVSに履き替え。低車高を司る、足まわりはカズサス。

全く違和感を感じさせないニコイチ仕様のリアバンパー。マフラーカッターはK's B.P.Aを選択。

Dress-up Theme
シンプルだけど、足まわりを追求する。
レクサス40LS
静岡県
塩川 章人(38)
ホイールとフェンダーの隙間に、前後で差が出ないよう、こだわってセッティング。さらに、デルタリングアライメント調整により、トー変化を抑えているのもポイント。フロントはツメ無し強化フェンダー、リアはツメ切り加工。見えないインナーにもガッツリと手を入れている。
主要スペック
◉ホイール:ワーク ジーストST2 21inch(F)10.5J+7(R)11J+14 ◉ボディカラー:ブラック

ホイールの隙間から見えるブレーキはTディメンドをチョイス。サイズは前後共に6pot 380φ